― 年頭の挨拶 武内枝雪―

 2014年明けましておめでとうございます。今年は丑年です。
何事もうまくいくと云われております。皆さんも希望新たに新年を迎えられた事とお慶び申上げます。
 昨年はリニューアルオープンされた東京都美術館で第二十八回書団嘯龍社展の開催に当り心機一転全員力を合わせ広い壁面を埋めた大作群の感動忘れられません。生命の躍動を感じ爽快でした。
 今年も皆で力の限り、エネルギーを発散させ、体当たりで頑張りました。
 日本人女性の寿命が世界一に返り咲き、これから如何に魅力的に年令を重ねていけるか、新たな事に挑み向上しようとする若々しい生き方を続けたいものです。
 松雲先生が『一人一人の自覚が学院の運命を左右する事になる。書を通して社会に貢献したい。』と申されていました。海外展も三十一回目を迎え、シカゴ展に決定しました。今年も又きびしい坂を登る事になります、が強く逞しい牛のように皆で支え合い、一段と飛躍して学院を支えていきたいと念願いたします。どうぞ皆様よろしくお願いもうしあげます。